かくまくいしょく【角膜移植】
角膜が混濁していて視力障害のある人の角膜を切り取って、他の人の透明なものを移植する手術。
かくまくえい【角膜翳】
角膜の濁る病気。かすみ目。目星 (めぼし) 。
かくまくえん【角膜炎】
角膜の炎症。細菌・ウイルスなどの感染、アレルギーなどで起こり、異物感・流涙・痛みなどがみられ、角膜に混濁を生じる。
かくまくかいよう【角膜潰瘍】
角膜に潰瘍ができる病気。細菌やトラコーマの病原体によって起こることが多い。潰瘍が角膜の中央部まで広がると、失明することもある。
かくまくぎんこう【角膜銀行】
⇒アイバンク
かくまくなんかしょう【角膜軟化症】
ビタミンAの欠乏により、角膜が乾燥・混濁して、潰瘍 (かいよう) を生じて軟化する病気。失明に至ることがある。
かくまくいしょくほう【角膜移植法】
《「角膜移植に関する法律」の略称》角膜移植術によって視力障害者の視力回復を図るために、死体から眼球を摘出する際に必要な事項を規定した法律。昭和33年(1958)成立。昭和54年(1979)角膜腎臓移植法の成立に伴い廃止。→臓器移植法
かくまくじんぞういしょくほう【角膜腎臓移植法】
《「角膜及び腎臓の移植に関する法律」の略称》角膜移植術による視力障害者の視力の回復、および腎臓移植術による腎臓機能障害者に対する腎臓機能の付与を図るために、死体から眼球または腎臓を摘出する際に必要な事項を規定した法律。昭和54年(1979)成立。平成9年(1997)臓器移植法の成立に伴い廃止。
かくまくさいせい【角膜再生】
角膜上皮の疾患を治療する再生医療技術。患者本人の角膜や口の粘膜から採取した細胞を培養してシートを作り、患部に移植する。
かくまくじょうひ【角膜上皮】
角膜の表面を構成する細胞層。角膜上皮に障害が生じると、結膜との境界部にある幹細胞から新しい細胞が供給される。