しさんとうけつ【資産凍結】
資産の処分や移動を禁止または制限すること。国際法では、国際紛争などに際し、相手国に対する経済制裁または報復の手段として、自国内にあるその国の資産について行うものをいう。
しさんのりゅうどうか【資産の流動化】
企業が保有する資産の信用力・収益を基に資金調達を行う手法。資産を特定目的会社に譲渡したり信託会社に信託するなどして、資産を企業から切り離すことで、企業の信用力の変化に左右されることなく、資産の生み出すキャッシュフローを原資として資金調達を行うことができる。資産流動化。→証券化
しさんはいぶん【資産配分】
⇒アセットアロケーション
しさんひょうか【資産評価】
企業会計で、資産の価額を一定時点において算定すること。評価の基準には原価基準(取得原価)を用いることが多いが、時価基準、または低価基準(原価と時価とを比較していずれか低いほうをとる方法)を用いる場合もある。
しさんりゅうどうか【資産流動化】
⇒資産の流動化
しさんりゅうどうかほう【資産流動化法】
《「資産の流動化に関する法律」の略称》特定目的会社(SPC)または特定目的信託によって資産の流動化が適切に行われる制度を確立するとともに、資産の流動化により発行される証券を購入する投資家の保護を図る目的で制定された法律。平成10年(1998)施行の「特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律」(旧SPC法)が平成12年(2000)に改正されて成立した。SPC法。改正SPC法。
しさんこうかいせいど【資産公開制度】
資産公開法に基づいて、国会議員や地方自治体の首長らに土地・建物・預金などの資産の公開を義務づける制度。当選時の資産を公開し、その後年1回、1年間の所得と増加した資産などを報告する。地位を利用した不正な蓄財などを監視することが目的。
しさんかかくバブル【資産価格バブル】
経済活動の過熱や信用膨張などバブル経済に見られるさまざまな側面のうち、資産価格(地価や株価など)の急激な上昇に着目する際の表現。
しさんこうか【資産効果】
資産価値の変動が消費や投資に与える影響。→所得効果
しさんバブル【資産バブル】
株式や不動産などの資産の価格が、実際の価値よりも大きく上昇した状態。