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辞書
1 《飲めば顔が赤くなるところから》酒。あか。
「—呑 (の) め」〈浮・二十不孝・五〉
2 他の語の上に付いて複合語をつくる。
㋐赤みを帯びているさまを表す。「—顔」
㋑《上代語》つやつやと赤みを帯びて、美しいさまを表す。「—おとめ」「—たちばな」
「脣口は—に好きこと頗黎 (はり) の色の如し」〈金光明最勝王経平安初期点〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
あからおとめ【赤ら少女】
ばら色の肌をした美しい少女。「—を誘 (いざ) ささば良らしな」〈記・中・歌謡〉
あからおぶね【赤ら小舟】
赤く塗った舟。「沖行くや—につと遣 (や) らばけだし人見て開き見むかも」〈万・三八六八〉
あからがお【赤ら顔/赭ら顔】
赤みを帯びた顔。日焼け・酒焼けなどで赤らんだ顔、また血色のいい顔などにいう。
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