1 せいの高さ。身長。背丈。また、自分の身長。「―二メートル余の大男」「―ほどに積もった雪」
2 (多く「身の丈に合った」の形で)無理をせず、力相応に対処すること。分相応。「―に合った経営」「―に合わせた生活を送る」「―を超える過大な投資」「―外交」
出典:青空文庫
・・・しかし身の丈六尺五寸、体重三十七貫と言うのですから、太刀山にも負け・・・ 芥川竜之介「温泉だより」
・・・人の身の丈よりも高い高粱は、無二無三に駈けてゆく馬に踏みしだかれて・・・ 芥川竜之介「首が落ちた話」
・・・、金の鎧を着下した、身の丈三丈もあろうという、厳かな神将が現れまし・・・ 芥川竜之介「杜子春」