きんぞくてきゆうきぶつ【金属的有機物】
⇒合成有機金属
きんぞくクラスター【金属クラスター】
金属原子が数個から十数個集まって、一つの化合物のような特定の構造単位をもった錯体。原子同士が直接結合するものや配位子によって結合するものなどがある。金属クラスター錯体。クラスター錯体。
きんぞくクラスターさくたい【金属クラスター錯体】
⇒金属クラスター
きんぞくたんちき【金属探知機】
電磁誘導の原理を利用して金属の有無を確認する装置。磁場を発生させ、金属が接近した時に生じる磁界の変化を検出する。空港などの保安検査、地雷除去、埋設・埋蔵物の調査、食品等の製造品質管理などに用いられる。
きんぞくカルボニル【金属カルボニル】
配位子として一酸化炭素をもつ錯体の総称。鉄、コバルト、ルテニウムをはじめ、ほとんどの遷移金属について知られる。カルボニル錯体。カルボニル。
きんぞくアルコキシド【金属アルコキシド】
⇒アルコキシド
きんぞくえん【金属塩】
酸の水素原子を金属イオンと置換した化合物の総称。塩酸HCl、硫酸H2SO4の水素原子をナトリウムイオン、銅イオンに置き換えたものは、それぞれ塩化ナトリウムNaCl、硫酸銅CuSO4などの金属塩となる。
きんぞくさくえんせんりょう【金属錯塩染料】
⇒含金属染料
きんぞくねつ【金属熱】
鉱物性の粉塵(金属ヒューム)を吸入することで生じる、発熱などの症状。溶接作業や合金製造に伴う職業病の一つとして知られ、亜鉛や銅のヒュームによるものが多い。金属ヒューム熱。
きんぞくヒューム【金属ヒューム】
金属の加熱や昇華によって生じる鉱物性の粉塵(ヒューム)。溶接によるものは溶接ヒュームとよばれ、金属熱や塵肺などの職業病の原因となる。