しゅうだんあんぜんほしょう【集団安全保障】
国家の安全を、一国の軍備拡張や他国との軍事同盟に求めず、多数の国々が協同して相互に保障しようとする制度。国際連合の基本的理念の一。集団保障。集団安保.
しゅうだんあんぜんほしょうじょうやくきこう【集団安全保障条約機構】
⇒シー‐エス‐ティー‐オー(CSTO)
しゅうだんいしき【集団意識】
1 ある集団に共に帰属しているという自覚的意識。 2 ある集団に共通する意識。
しゅうだんいでんがく【集団遺伝学】
生物の集団または集団相互の間に起こる遺伝的な変化を研究する学問分野。遺伝子型の分布・変遷・変化の要因などを統計的に調査し、進化要因などを研究する。
しゅうだんがくしゅう【集団学習】
共同作業を通じて集団のもつ相互作用を利用し、学習効果を高めようとする教育方法。
しゅうだんげこう【集団下校】
小学校の児童が、自宅のある地域ごとにグループを作り、一緒に下校すること。犯罪・交通事故の防止や、台風などの災害が発生した際の安全確保などのために行われる。→集団登校
しゅうだんけんしん【集団検診】
学校・会社や地域社会などを単位に、そこに所属する人を対象として病気の有無を調べるための診察・検査。マススクリーニング。
しゅうだんごうかんざい【集団強姦罪】
⇒集団強姦等罪
しゅうだんごうかんとうざい【集団強姦等罪】
二人以上の者が共同で強姦罪・準強姦罪にあたる行為をする罪。平成29年(2017)の刑法改正により、強制性交等罪(旧強姦罪)の法定刑が引き上げられ非親告罪となったことから、廃止された。集団強姦罪。 [補説]改正前の刑法第178条の2が禁じ、4年以上の有期懲役に処せられた。単独犯による強姦罪などは親告罪だが、本罪は被害者の訴えがなくとも検察官が起訴できた。
しゅうだんこん【集団婚】
複数の男子と複数の女子とが、互いに対等の資格で同時に婚姻関係にある婚姻形態。モーガンが、「古代社会」で乱婚に次ぐ原始的婚姻形態として推測したが、その事実は認められていない。群婚。