でんじゆうどうらいサージ【電磁誘導雷サージ】
⇒誘導雷サージ
でんじメタマテリアル【電磁メタマテリアル】
⇒メタマテリアル
でんじすいしん【電磁推進】
磁場中における電流に作用するローレンツ力を利用した推進技術。1990年代に導電性をもつ海水中に超伝導磁石により強力な磁場をかけて推進する実験船が開発され、海上航行実験に成功。ただし効率が悪く、広く実用化には至っていない。
でんじレンズ【電磁レンズ】
電子線を回転対称な磁界を用いて屈折・集束させる電子レンズ。ドーナツ型のコイルに電流を流し、中心部に設けられたポールピースとよばれる磁極部分の穴の中の磁界の強さを調節することで、焦点距離を制御する。静電レンズに比べ、収差が小さい。磁界レンズ。磁場レンズ。
でんじステンレスこう【電磁ステンレス鋼】
すぐれた磁気特性をもたせたステンレス鋼。磁気に対する応答性が高く、耐食性や強度がある。各種産業機器の電磁弁やセンサーなどに利用される。
でんじちょうりき【電磁調理器】
⇒IH調理器
でんじゆうどうけんさ【電磁誘導検査】
⇒渦電流探傷試験
でんじゆうどうしけん【電磁誘導試験】
⇒渦電流探傷試験
でんじクラッチ【電磁クラッチ】
コイルに通電することによって生じる電磁気的な力を用いて動力伝達を調節するクラッチ。
でんじパルスこうげき【電磁パルス攻撃】
高高度における核爆発で発生する強力な電磁波のパルス(EMP)によって、電子機器や電力網に広範囲にわたって多大な影響を与える攻撃。希薄な大気中で核爆発が起きると、爆発のエネルギーは衝撃波や爆風という形で熱エネルギーや運動エネルギーに変換されず、ガンマ線またはX線などの電離放射線の放射エネルギーに変換される。放射線が窒素や酸素などの分子中の電子に衝突して弾き出すコンプトン散乱によって電磁パルスが発生する。爆発の高度や規模によるが、およそ1000キロメートルの範囲にわたって電子機器の破壊や停電などが起こると考えられている。EMP攻撃。