あられどうふ【霰豆腐】
賽 (さい) の目に切った豆腐。また、それを油でさっと揚げたもの。
あらればい【霰灰】
茶の湯で、あられのようにつぶつぶに作った灰。炉の蒔灰 (まきばい) に使う。
あられふり【霰降り】
[枕]あられの降る音がかしましい意、また、その音を「きしきし」「とほとほ」と聞くところから、地名の「鹿島 (かしま) 」「杵島 (きしみ) 」「遠江 (とほつあふみ) 」にかかる。「—鹿島の崎を波高み」〈万・一一七四〉
あられぼし【霰星】
兜 (かぶと) ・茶釜・鉄瓶などの外側に一面に鋳出した、細かな突起。
あられもち【霰餅】
のし餅を賽 (さい) の目に切って干したもの。煎 (い) って醤油・塩・砂糖などで味をつけて食べる。《季 冬》
あられもん【霰文】
細かい正方形を縦横に連続させた文様。