こうどけい【高度計】
高度を測定する器具・器械。航空計器・登山用具などとして用いられ、大気圧の変化を利用するものや、地上に向けて発した電波が反射して戻るまでの時間を利用するものがある。
こうどけいざいせいちょう【高度経済成長】
⇒高度成長
こうどじょうほうつうしんシステム【高度情報通信システム】
⇒アイ‐エヌ‐エス(INS)
こうどせいちょう【高度成長】
急激な経済成長。特に、昭和30年代から第一次石油危機が起こった昭和48年(1973)にかけての日本経済をいう。高度経済成長。「—政策」
こうどせんしんいりょう【高度先進医療】
保険診療の適用されない先進医療を用いた療養のこと。昭和59年(1984)に導入された特定療養費制度によって、患者は先進医療費を全額負担し、それに併用して必要な通常の診察・検査・投薬・入院費などは保険給付の対象となった。平成18年(2006)健康保険法の一部改正で改編され、先進医療に統合された。
こうどちく【高度地区】
都市計画法で定められた地域地区の一つ。市街地の環境の維持や土地利用の増進を図るため、建築物の高さの最高限度または最低限度が定められている。
こうどどうろこうつうシステム【高度道路交通システム】
⇒アイ‐ティー‐エス(ITS)
こうどびょう【高度病】
高度が高くなり、低圧・低温・酸素欠乏などによって起きる病的状態。高山病・航空病など。
こうどりようちく【高度利用地区】
都市計画法で定められた地域地区の一つ。市街地の都市機能を更新するため、建築物の容積率の最高・最低限度、建坪率 (けんぺいりつ) の最高限度、建築面積の最低限度、壁面の位置の制限などが規定される地区。
こうどいりょうひょうかせいど【高度医療評価制度】
薬機法の承認等を得ていない医薬品・医療機器を使用する先進的な医療技術を、一定の要件のもとで、保険診療と併用できるようにした制度。平成20年(2008)導入。承認申請に必要な科学的データ収集の迅速化が目的。患者にとっては、高度医療に関わる自由診療分だけ自己負担となり、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料など)は公的医療保険が適用される。→混合診療