出典:gooニュース
B型肝炎「再々発型」に救済案 福岡高裁が見解、国が可否検討へ
集団予防接種の注射器使い回しが原因でB型肝炎を発症し、再発した患者らが国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、福岡高裁(新谷晋司裁判長)が和解に向け、発症と沈静化を繰り返す「再々発型」の慢性肝炎患者への新たな救済案を示したことが18日、分かった。原告側によると、国が受け入れの可否を検討する見通し。
B型肝炎訴訟、再々発型も救済 福岡高裁が和解案 同種訴訟で全国初
弁護団によると、福岡高裁は14日付の文書で全国の原告が対象の和解案を提示。再発型と再々発型は損害が異なるものとし、起算点を別個に設定すべきだとの考えを示した。 九州弁護団代表の小宮和彦弁護士は18日に開いた記者会見で「早期救済を図るために裁判所の案を受け入れたい。国にも受け入れるよう強く要請したい」と述べ、高裁の姿勢を評価した。
札幌高裁、女性死亡事故で逆転無罪
北海道苫小牧市で2019年、女性をはねて死亡させたとして自動車運転処罰法違反罪に問われた男性被告(63)の控訴審判決で、札幌高裁は18日、執行猶予付き有罪とした一審札幌地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。
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