蝸角の争い
「蝸牛 (かぎゅう) 角上 (かくじょう) の争い」に同じ。
かかくかくめい【価格革命】
16世紀半ば以降、ヨーロッパで起こった著しい物価の騰貴現象。アメリカ大陸のスペイン領から大量の銀が流入し、銀の貨幣価値が低下したことが原因。
かかくカルテル【価格カルテル】
同一または類似業種の各企業が、価格の維持・引き上げについて結ぶカルテル。
かかくきょうそう【価格競争】
商品やサービスの市場における競争のうち、価格の安さを競うもの。多く、性能や品質などの差が競争者間で小さい場合に起こる。過熱すると、顧客獲得のため一時的に採算割れの価格がつけられることもある。値引き競争。値引き合戦。
かかくけいき【価格景気】
販売量の増大によらず、価格が上昇することによって企業収益が増加し、好況になる状態。→数量景気
かかくこうか【価格効果】
価格の上昇・下落が経済に及ぼす影響、効果。
かかくさほきゅうきん【価格差補給金】
重要物資の消費者価格が、生産者価格より低く決定された場合、その差額を国家が負担して支出する、生産者保護のための国庫支出金。第二次大戦後、石炭・鉄鋼などを対象に支給したが、ドッジラインの実施以降削減、廃止された。
かかくはかい【価格破壊】
ディスカウントショップの躍進、安い輸入品の増大などによって、それまでのメーカー主導型の価格体系が崩れ、消費財の価格が下落すること。
かかくへんどうじゅんびきん【価格変動準備金】
保険会社が、保有資産の価格変動による損失に備えるため、保険業法の規定により積み立てが義務付けられている準備金。国内株式・外国株式・邦貨建債券・外貨建債券など価格変動リスクが高い資産が対象。積立金の比率や限度額は資産の種類によって異なる。
かかくたい【価格帯】
ある程度の幅をもった価格の範囲。プライスゾーン。「高—商品」