こていしほん【固定資本】
生産資本のうち、何回かの生産過程にわたって機能し、その価値を徐々に生産物に移転するもの。建物・機械・車両など。⇔流動資本。
こていしょうすうてん【固定小数点】
固定小数点数における、位置が固定された小数点。一般的には、小数点そのものより、その小数点を使った数や表現方法、またはコンピューターのプログラムなどの固定小数点型の呼称として用いられることが多い。「—で計算する」→浮動小数点
こていしょうすうてんえんざん【固定小数点演算】
小数点の位置が固定された固定小数点数を用いて行う四則演算。コンピューターにおいては、扱う数の絶対値の範囲が限られている計算に用いられ、あたかも整数値のように扱うことで処理が容易になり、高速で計算できる。→浮動小数点演算 [補説]例えば「1500×0.06」という乗算の場合、いったん「1500×6=9000」と整数化して計算したのち、小数点以下の桁数(2桁)から小数点の位置(左に2桁ずれる)を決めて「90」を得る。コンピューターでの実際の演算処理は二進法で行われる。
こていしょうすうてんすうがた【固定小数点数型】
コンピューターのプログラムにおける、固定小数点演算を用いたデータ処理の方式。固定小数点型。→浮動小数点数型
こていしょうすうてんすう【固定小数点数】
小数点の位置を固定して表現された数。コンピューターにおいては、あたかも整数値のように扱うことで処理が容易で高速になるが、絶対値が大きく異なる数同士の計算には向かない。→浮動小数点数
こていそうばせい【固定相場制】
「固定為替相場制」の略。
こていちょう【固定長】
長さ・桁数・文字数・データの大きさなどが定められていること。特に、コンピューターで、レコード(ファイルを構成する単位)の長さが一定である形式をさす。⇔可変長。
こていていこうき【固定抵抗器】
固定した抵抗値をもつ電気抵抗器。金属巻線抵抗器・ソリッド抵抗器など。
こていディスク【固定ディスク】
⇒ハードディスク
こていでんわ【固定電話】
(携帯電話などの移動しながら通信できる無線電話に対し)設置場所が固定されている電話。有線電話。 [補説]俗に、自宅に設置された固定電話を家電 (いえでん) という。