フランスかくめい【フランス革命】
1789年に始まるフランスの市民革命。絶対制末期の失政に抗議するブルジョアや一部貴族に一般民衆が加わって起こされた。バスチーユ牢獄 (ろうごく) 襲撃に始まり、封建的特権の廃棄、人権宣言へと発展した。1791年に憲法が制定され、王政は廃止、ルイ16世は処刑された。その間、革命側の対立から恐怖政治となり、ロベスピエールらが相次いで死刑となった。1795年、安定を求めて総裁政府が樹立されたが、1799年(ブリュメール十八日)ナポレオンのクーデターによって総裁政府が倒れ、革命に終止符が打たれた。 [補説]スローガンは「自由、平等、博愛(Liberté, Egalité, Fraternité)」。
フランスかくめいひろば【フランス革命広場】
《Trg francoske revolucije》スロベニアの首都リュブリャーナにある広場。付近には同国の建築家ヨジェ=プレチニクが設計を手掛けたスロベニア国立大学図書館と、元修道院を改築した野外劇場がある。毎年夏に音楽・舞踊・演劇についての国際芸術祭が催される。
フランスぎく【フランス菊】
キク科の多年草。高さ60〜90センチ。葉は小形で柔らかく、互生する。6月ごろ、周囲が白く中央が黄色の頭状花を1個つける。ヨーロッパの原産で、観賞用。
フランスぎんこう【フランス銀行】
1800年設立のフランスの中央銀行。1946年に国有化。
フランスご【フランス語】
ロマンス諸語の一。フランスのほか、ベルギー南部・スイス西部・カナダのケベック州などで話されている。鼻母音は特徴的。
フランスししゅう【フランス刺繍】
欧風刺繍の通称。特に、リンネルなどに枠を用いて刺したもの。
フランスそう【フランス装】
仮綴 (と) じ装本の一。綴じただけで裁断せず、縁を折り曲げた紙表紙などをかぶせた装本。ペーパーナイフでページごとに切って読む。本来は、愛書家が自分用に装丁し直すためのもの。フランスとじ。
フランスソワール【France-Soir】
フランスの夕刊新聞。1944年、パリで創刊。保守系の大衆紙。
フランスデモ
《(和)France+demo》手をつないで道路いっぱいに広がって行進するデモ。日本では、昭和35年(1960)の安保反対闘争で初めて行われた。
フランスパン
《(和)France+pão(ポルトガル)》フランス式の堅焼きパン。皮が堅く、中は白くて気泡が大きく、塩味のもの。バゲットやバタール、カンパーニュなどがある。