マニラあさ【マニラ麻】
バショウ科の多年草。高さ約7メートルに達する。バナナに似るが、葉は幅が狭くて密生してつく。茎は地下茎で、地上のものは葉鞘 (ようしょう) が重なり合った偽茎。上が雄花、下が雌花からなる穂をつける。葉柄の繊維は強く軽くて耐水性があり、船舶用ロープなどにする。フィリピン諸島の原産。アバカ。
マニラし【マニラ紙】
マニラ麻を原料として製造した淡褐色の強力紙。荷札・包装紙などに用いる。現在では化学パルプを原料とする。
マニラロープ【Manila rope】
マニラ麻で作った綱。耐水・耐久性に富み、船舶用として重要。
マニラオーシャンパーク【Manila Ocean Park】
フィリピンの首都マニラ中心部、マニラ湾に面する水族館を中心としたテーマパーク。2008年に開園。東南アジア最大規模の水族館であり、ホテル、レストラン、各種商業施設を併設。
マニラゴールデンモスク【Manila Golden Mosque】
フィリピンの首都マニラ中心部のキアポ地区にあるイスラム寺院。1976年、第10代大統領マルコスの妻イメルダにより建造。周辺に居住するイスラム教系住民が礼拝に訪れる。名称は金色に輝くドームに由来する。
マニラだいせいどう【マニラ大聖堂】
《Manila Cathedral》フィリピンの首都マニラ中心部にあるローマカトリックの大聖堂。スペイン統治時代の拠点となった城塞、イントラムロス内に位置する。1571年に創設。第二次大戦で破壊されたが、戦後にネオロマネスク様式で再建。アジア最大級のパイプオルガンと、フィリピンの芸術家によるステンドグラスが有名。