さんじきょう【三時教】
釈迦1代に説かれた教説を三時期に分類したもの。法相宗では、初時教を有教 (うきょう) (阿含 (あごん) 経など)、第二時教を空教(般若 (はんにゃ) 経など)、第三時教を中道教(華厳経など)という。
さんじごう【三時業】
仏語。善悪の業を、その結果を受ける遅速により3種に分けたもの。生きているうちに果を受ける順現業、次に生まれ変わって受ける順次業、次の次以後の生に果を受ける順後業。
さんじざぜん【三時座禅】
早晨 (そうしん) (早朝)・晡時 (ほじ) (日中)・黄昏 (こうこん) (夕方)の座禅。
さんじでん【三時殿】
三時4に適応するように釈迦のためにつくった3種の宮殿。