三枝(さきくさ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・「横内に、三枝に、日下部に――あの連中ですか。店が焼けてからこのかた、寄りつきもしません」「あんなにいろいろとお世話をしてあげて置いて、こういう時の力にはならないものかねえ」「唯、新劇場の勝野だけは感心ですよ。わざわざこの食堂へ・・・
島崎藤村
「食堂」
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・・・その傍に藩主の立てた塾の舎監をしている、三枝と云う若い文学士がいた。私は三枝と顔を見合せたので会釈をした。 すると三枝が立って私の傍に来て、欄干に倚って墨田川を見卸しつつ、私に話し掛けた。「随分暑いねえ。この川の二階を、こんなに明け・・・
森鴎外
「余興」
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