にどなり【二度生り】
1 果実などが1年に二度実を結ぶこと。 2 インゲンマメの別名。
にどぬい【二度縫い】
和裁の縫い方の一。本縫いをし、さらに縫い代側をもう一度縫うこと。単 (ひとえ) の背縫いや、脇縫いなどに用いる。
にどね【二度寝】
[名](スル)一度目が覚めたあと、本格的に活動を開始する前にもう一度寝ること。「休日なので—した」
にどのつき【二度の月】
1 陰暦八月十五夜と九月十三夜の2回、月見をすること。関東地方では、片方だけの月見をすることを片月見と呼んで忌んだ。 2 江戸吉原での約束ごとで、紋日 (もんび) の八月十五夜に来る客は必ず九月十三夜にも登楼し、一方だけの片月見を嫌ったこと。
にどのつとめ【二度の勤め】
1 一度やめた者が、またもとの勤めに戻ること。昔は遊女の場合に使った語。 2 一度使ったものを、再び役立てて使うこと。
にどみ【二度見】
[名](スル)一度見て、視線を外したあとにもう一度見ること。何気なく見かけたものに、興味や関心、驚きをもって慌てて見直すこと。「数時間進んだ時計に思わず—する」