亡兄(ぼうけい)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・というのは亡兄の遺作に亡兄みずから附したる名前であって、その青色の二尺くらいの高さの仏像は、いま私の部屋の隅に置いて在るが、亡兄、二十七歳、最後の作品である。二十八歳の夏に死んだのだから。 そういえば、私、いま、二十七歳。しかも亡兄のか・・・
太宰治
「もの思う葦」
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