出典:gooニュース
G7外相、インドとパキスタンに「最大限の自制」要請 大規模衝突を懸念して声明発表
【ワシントン=坂本一之】先進7カ国(G7)外相は9日、大規模衝突への懸念が強まるインドとパキスタンの軍事行動を巡り「最大限の自制」を両国に促す声明を発表した。「軍事的緊張の高まりは地域の安定に深刻な脅威を及ぼす」と警告し、直接対話を呼び掛けた。G7外相は4月22日にインド側で起きたテロを「強く非難」した上で、双方の軍事行動による市民の安全への「深刻な懸念」を表明。
岩屋外相がインド、パキスタン外相と電話協議 自制求める
インドとパキスタンがカシミール地方の領有権問題を背景に武力衝突している事態を受け、岩屋毅外相は7日にインドのジャイシャンカル外相、9日にパキスタンのダール外相と相次いで電話協議し、報復の応酬を招かないよう自制を求めた。 岩屋氏は9日の協議で「一連の事態で双方の民間人に犠牲者が出ていることは大変痛ましい。
岩屋外相「両国が自制し、対話通じて事態の安定化を」 インド・パキスタンの軍事衝突受け電話会談
その上で岩屋外相は、「我が国としては、南アジアの平和と安定のために、インドとパキスタン双方が自制して、対話を通じて事態を安定化することを引き続き求めていく」と強調した。岩屋外相は、パキスタンのダール外相との会談に先立ち、7日、インドのジャイシャンカル外相と約15分間、電話会談した。
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