がいぶふけいざい【外部不経済】
ある企業や消費者の経済活動が、市場取引によらずに第三者に不利益・損害を与えること。例えば、公害。
がいぶひばく【外部被曝】
人体外部の放射性物質や放射線発生装置による被曝。α線は透過力が弱いため線源が体外にある限り悪影響はない。β線は1センチメートル程度の透過力があり、皮膚表面のみ被曝する。γ線は透過力が非常に強いため全身を被曝することがある。一方、体内に取り込んだ放射性物質からの被曝を内部被曝という。体外被曝。体外照射。外照射。
がいぶせい【外部生】
大学や高等学校などで、付属学校ではない学校出身の学生・生徒。内部生に対していう。外進生。
がいぶでんげんそうしつ【外部電源喪失】
原子力発電所などの原子力施設において、施設外部の送電網や施設内部の主発電設備から、原子力施設を構成する装置への電力の供給が停止すること。非常用炉心冷却装置や原子炉格納容器への電源供給が停止した場合は、非常用ディーゼル発電機によって、施設の安全確保に必要な電力を供給する。 [補説]平成23年(2011)3月11日に発生した福島第一原発事故では、東北地方太平洋沖地震により送電線の鉄塔が倒壊して外部からの電力供給が停止。その後、津波により非常用ディーゼル発電機のほとんどが使用不能となり、核燃料を冷却する機能が失われ、炉心溶融および圧力容器の破損を伴う深刻な原子力事故となった。
がいぶどうさしゅうはすう【外部動作周波数】
《external clock》⇒バスクロック
がいぶねんりょうタンク【外部燃料タンク】
航空機や車両などの外側に装備され、積載した燃料を本体のエンジンに供給する装置。ET(external tank)。 [補説]スペースシャトルの外部燃料タンクは、打ち上げ時にオービターの腹側に取り付けられるオレンジ色の巨大なタンクで、打ち上げから約9分後に宇宙空間で切り離され、大気圏に再突入して分解し、海上に落下する。オービターや固体ロケットブースターとは違って再利用されない。
がいぶほうこくかいけい【外部報告会計】
⇒財務会計
がいぶかんじ【外部監事】
一般社団法人の監事で、過去にその法人または子法人の理事や使用人になったことのない人。
がいぶやくいん【外部役員】
一般社団法人の外部理事・外部監事または会計監査人のこと。
がいぶりじ【外部理事】
一般社団法人の理事で、現在も過去にも、その法人または子法人の理事や使用人となっていない人。