出典:gooニュース
人が人を「思」う年に 宮司が大筆書き、和歌山県田辺市の本宮大社
和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社で11日、九鬼家隆宮司(68)による来年への願いを込めた大筆書きがあった。約3メートル四方の布に、長さ1・3メートルほどの大筆を使って「思」という一文字を力強く揮毫(きごう)した。 師走恒例の取り組みで、今年で17回目。 この日は本殿前で参拝者らが見守る中、九鬼宮司が白装束にたすき掛けという姿で登場し、大筆書きを披露。
平和へ「思」い込め 熊野本宮大社で大筆書き、和歌山
大勢の参拝者が宮司の豪快な大筆書きを見守った。 九鬼宮司は「紛争の絶えない殺伐とした世の中。人が人を思う優しさが全世界の平和につながる。来年は平穏無事で平和な年になるよう願いを込めた」と話した。 2008年から続く恒例行事。新年がこうあってほしいと期待する漢字を宮司が選んで書いている。書は元日から境内に飾られ、初詣客を迎える。
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