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辞書
弦 (つる) の張りの強い弓。また、それをひきこなす人。ごうきゅう。
「いかなる—が射けれども矢一つもなかりけり」〈太平記・三三〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・か冗談のようですナ」強弓をひく方の大尉も笑った。 何となく寂びれ・・・ 島崎藤村「岩石の間」
・・・りの兵児帯が、薩摩の強弓に新しく張った弦のごとくぴんと薄を押し分・・・ 夏目漱石「二百十日」
・・・川高国の手に属して、強弓の名を得た島村弾正貴則である。享禄四年に・・・ 森鴎外「阿部一族」
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