心行く(こころゆく)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・只眼を放つ遙か向の果に、樹の幹が互に近づきつ、遠かりつ黒くならぶ間に、澄み渡る秋の空が鏡の如く光るは心行く眺めである。時々鏡の面を羅が過ぎ行様まで横から見える。地面は一面の苔で秋に入って稍黄食んだと思われる所もあり、又は薄茶に枯れかかった辺・・・
夏目漱石
「幻影の盾」
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