ぶんかじん【文化人】
文化的教養を身につけている人。特に、学問や芸術に関係する職業の人。
ぶんかしんぎかい【文化審議会】
文部科学大臣および文化庁長官の諮問に応じて、国語や著作権、その他文化について調査・審議し、政府に建議する機関。文化財の指定と保護、文化功労者の選定などを行う。平成13年(2001)に国語審議会・著作権審議会・文化財保護審議会・文化功労者選考審査会を統合して成立。
ぶんかじんるいがく【文化人類学】
人類の社会・文化の側面を研究する学問。生活様式・言語・習慣・ものの考え方などを比較研究し、人類共通の法則性を見い出そうとするもの。
ぶんかすいじゅん【文化水準】
文化の程度。特に、ある地域・社会の文化の総体的なレベル。
ぶんかせいかつ【文化生活】
現代の新しい生活用品を利用して営まれる合理的な生活様式。
ぶんかだいかくめい【文化大革命】
1966〜1969年に中華人民共和国で、大衆を動員して行われた政治闘争。毛沢東自身が主導し、直接紅衛兵を動員して、既成の一切の価値を変革すると唱したが、劉少奇を代表とする党・政府機関および学界の実権派からの奪権闘争でもあった。多くの知識人が投獄・殺害され、文闘は武闘に発展、一般にも多くの死者を出してその後の中国社会に深刻な傷を残した。1980年代以降「重大な歴史的誤り」として全面否定。正式名プロレタリア文化大革命。文革。
ぶんかたようせいじょうやく【文化多様性条約】
各国が固有の文化を保護育成する政策を取ることを認める条約。市場原理とは異なる文化的価値を認め、経済的価値との調整を求める。2005年ユネスコ総会で採択。
ぶんかだんたい【文化団体】
文化的活動を目的とする団体。広義には学会や宗教団体をも含む。
ぶんかちょう【文化庁】
文部科学省の外局。文化芸術の振興・普及、文化財の保存・活用、宗教に関する行政事務などを行う。昭和43年(1968)文部省文化局と文化財保護委員会を統合して設置。令和5年(2023)、東京都千代田区から京都府京都市に移転。
ぶんかてき【文化的】
[形動] 1 文化に関係のあるさま。「—な施設」 2 近代文化の要求にあうさま。「健康で—な生活」