歩行者の道路横断用に設けた橋。
出典:gooニュース
歩道橋の架け替え費用巡り、奈良県と香芝市が対立…「市が負担に同意」「手続きに誤り」
国道168号の拡幅に伴って奈良県が行った歩道橋の架け替え工事の費用負担を巡り、県と香芝市が対立している。県は「基本協定で市が負担に同意している」として約5100万円を請求。市は「協定に基づく手続きに誤りがある」などと支払いを拒否しており、7日、県を相手取り、債務不存在の確認を求める訴訟の提起を決めた。 同市上中の歩道橋で、市立旭ケ丘小の通学路にもなっている。
【独自】歩道橋の架け替え工事“1億円超の費用負担”めぐり香芝市が奈良県を提訴する方針 道路は県が、歩道橋は市が管理
奈良県香芝市にある歩道橋の架け替え工事に伴う1億円を超える費用負担をめぐり、市は、県を相手に支払い義務がないことの確認を求める裁判を起こす方針を明らかにしました。 奈良県香芝市上中にある歩道橋は去年、国道の拡幅工事に伴う架け替え工事が行われ、道路は県が、歩道橋は市が管理してきました。
歩道橋工事費巡り奈良県と香芝市が対立 知事は提訴の可能性にも言及
以前の歩道橋の撤去費の一部や、新設に伴い耐震性能を以前より高める費用などから構成される。歩道橋の新設費は県が負担する。 一方、市は25年1月までに県に要望書を2回提出。「新歩道橋は国道拡幅工事に伴うもので、市が拡幅と旧歩道橋の撤去を望んだものではない」などと訴え、老朽化で落ちた価値の回復分にあたる約2200万円しか負担しないとして委託契約締結を拒否している。
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