たんさんすいそナトリウム【炭酸水素ナトリウム】
炭酸の一水素ナトリウム塩。白色の微細な結晶。加熱すると二酸化炭素を発生して炭酸ナトリウムとなる。水溶液は弱アルカリ性。医薬品・消火剤などに利用。化学式NaHCO3 重炭酸ナトリウム。重炭酸ソーダ。重曹。酸性炭酸ナトリウム。
たんさんせっかい【炭酸石灰】
炭酸カルシウムのこと。
たんさんせん【炭酸泉】
「二酸化炭素泉」に同じ。
たんさんソーダ【炭酸ソーダ】
炭酸ナトリウムのこと。
たんさんてっこう【炭酸鉄鉱】
⇒菱鉄鉱 (りょうてっこう)
たんさんどうかさよう【炭酸同化作用】
生物が二酸化炭素を吸収して有機物を合成する生理作用。緑色植物が行う光合成のほか、細菌が行う化学合成・光合成がある。炭酸同化。炭酸固定。炭素同化作用。炭素固定。二酸化炭素固定。
たんさんナトリウム【炭酸ナトリウム】
炭酸のナトリウム塩。無水物はソーダ灰ともいい、白色の粉末で吸湿性がある。一〇水和物は洗濯ソーダともいい、無色の結晶。水溶液は強アルカリ性。石鹸・ガラス・陶器や水酸化ナトリウムなどの製造原料とし、製紙・染色・漂白・洗浄にも使用。化学式Na2CO3 炭酸ソーダ。ソーダ。
たんさんマグネシウム【炭酸マグネシウム】
マグネシウムの炭酸塩。無色の結晶。天然には菱苦土石 (りょうくどせき) として産出。強熱すると分解し二酸化炭素を放って酸化マグネシウムになる。歯磨き粉・医薬や耐火物などの原料にする。化学式MgCO3
たんさんガスレーザー【炭酸ガスレーザー】
二酸化炭素を用いる気体レーザー。1964年、米国ベル研究所で開発された。波長9.4〜10.6マイクロメートルで赤外線を発する。高出力のレーザーが得られるため、レーザー加工、レーザー溶接をはじめ、産業用途で使われることが多い。CO2レーザー。
たんさんこてい【炭酸固定】
⇒炭酸同化作用