畚褌(もっこふんどし)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・――話のついでですが、裸の中の大男の尻の黄色なのが主人で、汚れた畚褌をしていたのです、褌が畚じゃ、姉ごとは行きません。それにした処で、姉さんとでも云うべき処を、ご新姐――と皆が呼びましたのは。―― 万世橋向うの――町の裏店に、もと洋服の・・・
泉鏡花
「木の子説法」
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・・・ きびらを剥いで、すっぱりと脱ぎ放した。畚褌の肥大裸体で、「それ、貴方。……お脱ぎなすって。」 と毛むくじゃらの大胡座を掻く。 呆気に取られて立すくむと、「おお、これ、あんた、あんたも衣ものを脱ぎなさい。みな裸体じゃ。そ・・・
泉鏡花
「二、三羽――十二、三羽」
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