せきさんおんど【積算温度】
ある期間の日平均気温が基準温度(目的により異なる)を超えた分だけ取り出し、合計したもの。農作物の栽培限界などの目安になる。
せきさんけい【積算計】
一定期間中の測定量を、時間の経過とともに積算して総計を出す計器。電力・ガス・水道のメーターなどに使用。
せきさんでんりょくけい【積算電力計】
ある期間内の使用電力量の総和を示す計器。電力量計。ワット時計。積算電力量計。
せきさんほう【積算法】
建築土木工事の予定工費を算出する方法。図面から材料の数量、工程から手間の数量を算出し、それぞれの単価を乗じて集計し、さらに間接費を加えて算出する。
せきさんでんりょくりょうけい【積算電力量計】
⇒積算電力計
せきさんせんりょう【積算線量】
ある地点で一定期間に外部から受ける放射線の総量。空気中の放射線を常時監視するモニタリングポストや放射線治療・診断を行う医療施設などで測定される。単位はシーベルトまたはグレイ。→空間放射線量率 [補説]国際放射線防護委員会(ICRP)は、人が受ける年間積算線量の許容量として、平常時は1ミリシーベルト以下、原子力事故などの緊急時は20〜100ミリシーベルト、事故後の復旧期は1〜20ミリシーベルトとする指標を示している。
せきさんこうひ【積算校費】
国立大学で平成11(1999)年度まで採用されていた、教育研究費・管理運営費に係る予算制度。文部省(現文部科学省)が設定した単価を基に、学生数や教員数に応じて積算した金額を各大学に交付した。