けつまくえん【結膜炎】
結膜の炎症の総称。細菌やウイルスの感染、アレルギーによって起こる。症状は結膜の充血、目やに・涙の増加、濾胞 (ろほう) ・偽膜の形成など。
けつまくのう【結膜嚢】
結膜のこと。まぶたの裏から眼球の表面にかけて嚢状 (のうじょう) (ふくろ状)になっていることから。
けつまくかしゅっけつ【結膜下出血】
結膜の毛細血管が破れて内出血した状態。白目の部分が赤くなる。外傷や急性結膜炎、くしゃみや咳などが原因で起こる。動脈硬化・高血圧・糖尿病・貧血・白血病などの全身疾患に伴って起こる場合もある。出血は数週間で自然に吸収される。球結膜下出血。
けつまくしかんしょう【結膜弛緩症】
加齢に伴って結膜がたるむ眼の疾患。弛緩した結膜が下瞼に沿ってひだをつくるため、異物感を生じる。たるんだ結膜のひだに涙がたまって涙目になったり、角膜に涙が十分に行き渡らなくなってドライアイの原因となることがある。
けつまくけっせき【結膜結石】
目の結膜にできる結石。結膜内で分泌物が固まったもので、ごろごろとした異物感を引き起こす。