出典:gooニュース
中国鉱工業生産が鈍化=5.9%増、小売りは4.0%増―1~2月
【北京時事】中国国家統計局が17日発表した1~2月の鉱工業生産は前年同期比5.9%増と、昨年12月の6.2%増から鈍化した。トランプ米政権の対中追加関税で、米中貿易摩擦が深まる中、事業者が輸出減を見込み、生産を抑えた可能性がある。小売売上高は4.0%増。
【市場反応】米PPIは予想以上に鈍化も新規失業保険申請件数は予想外に減、ドル底堅く推移
米労働局が発表した2月生産者物価指数(PPI)は前月比+0%と、1月+0.6%から伸びが予想以上に鈍化し24年7月来で最低となった。前年比では+3.2%と、1月+3.7%からやはり伸びが予想以上に鈍化し11月来で最低。変動の激しい燃料や食品を除いたコア指数は前月比―0.1%と、昨年7月来のマイナスとなった。前年比では+3.2%。
NY為替:米2月CPI伸び率鈍化も関税リスクでドルは下げ渋る
米2月消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸びが鈍化し、連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げ観測が強まりドル売りが優勢となったのち、関税が物価を押し上げるとの根強い観測に長期金利が高止まりとなったためドル買いが強まった。トランプ大統領が自動車への関税発動を明確化したほか、欧州連合(EU)の報復関税に対応するとの発言を受けて貿易摩擦深刻化を警戒したリスク回避の動きに、反落。
もっと調べる