ちょうきかしつけ【長期貸付】
期限が1年以上の貸付。また、その貸付金。→短期貸付
ちょうききんり【長期金利】
1年を超える預金・債券などに適用される金利。日本では新発十年物国債の流通利回りが代表的指標とされ、他の長期金利に影響を与える。短期金利が日銀など中央銀行の金融政策の影響を直接的に受けるのに対し、長期金利は短期金利の影響も受けながら、景気やインフレ動向に関する予測を反映した長期資金の需給により市場で決定される。→短期金利
ちょうきこうしゃさいとうししんたく【長期公社債投資信託】
⇒公社債投資信託
ちょうきこくさい【長期国債】
償還期間が5年を超える国債。通常、満期10年のものをいい、10年を超えるものは超長期国債という。→短期国債 →中期国債
ちょうきしきん【長期資金】
通常、回収するまでに1年以上の期間が必要とされる資金。設備資金・長期運転資金など。→短期資金1
ちょうきしんようぎんこう【長期信用銀行】
主として債券の発行によって資金を調達し、設備資金・長期運転資金など長期資金の貸付を主たる業務とする民間金融機関。長期信用銀行法に基づいて設立された銀行で、日本興業銀行(興銀)・日本長期信用銀行(長銀)・日本債券信用銀行(日債銀)の3行があった。 [補説]長銀・日債銀は、1980年代後半のバブル崩壊により多額の不良債権を抱え平成10年(1998)に経営破綻。国有化を経て、長銀は新生銀行、日債銀はあおぞら銀行となった。興銀は富士銀行・第一勧業銀行との統合・再編を経てみずほ銀行・みずほコーポレート銀行となった。
ちょうきせいさんとりひき【長期清算取引】
清算取引の一。第二次大戦前の株式取引所では一般に当限 (とうぎり) ・中限 (なかぎり) ・先限 (さきぎり) の三限月 (げんげつ) 制がとられていた。昭和18年(1943)廃止。⇔短期清算取引。
ちょうきせん【長期戦】
長期にわたる戦い。また、物事の解決までに時間のかかること。「審議が—にもつれこむ」
ちょうきてがた【長期手形】
期限の長い手形。通常、振出日後6か月程度以上の支払期日が記載されている手形。
ちょうきにゅういんとくやく【長期入院特約】
生命保険における特約の一。病気や事故で長期の入院をしたときに入院給付金が支払われる。長期入院の日数については、保険会社により125日以上、180日以上などと異なる。