出典:gooニュース
セブンMBOに「伊藤忠が参画」の現実度と真意 争奪戦は早くもヤマ場、岡藤氏が語った腹の内
複雑な方程式を解く必要がある だが、今回のMBO参画について岡藤会長は「創業家などとのコンソーシアムには無理もある」と、その実現の難しさを示唆する。 事実、伊藤忠がセブン&アイに出資するにはいくつかの壁が待ち受ける。まずは独占禁止法の問題。伊藤忠は子会社にコンビニ2位のファミリーマートを持つ。
経営陣による「9兆円」MBO、日本史上最大の企業買収劇のゆくえ
セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン&アイ)が、カナダの小売大手アリマンタシォン・クシュタール(以下、クシュタール)からの買収提案に対抗する形で、9兆円規模の経営陣による買収、いわゆるMBOを検討していると一部の報道機関が伝えた。 特筆すべきは、このMBOにファミリーマートの親会社である伊藤忠商事が関与するという観測ではないだろうか。
セブン&アイ「9兆円MBO案に潜む“危険な賭け”」。非上場で外資による買収は回避できるけど
◆9兆円MBOの構図と課題 現在報じられているMBO案では、総額9兆円が必要とされている。この巨額の資金をどう賄うのか。情報によれば、創業家である伊藤家や伊藤忠商事からの出資3兆円、そして三井住友フィナンシャルグループをはじめとするメガバンクからの融資6兆円という形で構成される見通しだ。
もっと調べる