クックさん【クック山】
《Mount Cook》ニュージーランド南島西部、サザンアルプスの主峰。標高3754メートル。マオリ語でアオラキまたはアオランギとよばれ、「雲を貫く峰」を意味する。タスマン氷河、マーチソン氷河をはじめ、七つの氷河がある。1953年にアオラキクック山国立公園に指定され、1990年に南島の他の国立公園とともにテワヒポウナム南西ニュージーランドの名称で世界遺産(自然遺産)に登録された。マウントクック。
クックしょとう【クック諸島】
《Cook Islands》南太平洋、ポリネシア南部にある島国。北部7島、南部8島からなる。首都は南クック諸島、ラロトンガ島のアバルア。1773年にJ=クックが訪れた。その後、英保護領となったが1901年ニュージーランドに編入。1965年に独自憲法を制定し、軍事など以外の自治権を得た。2011年に日本が国家承認。国連未加盟。人口2万(2019)。
クックかいきょう【クック海峡】
《Cook Strait》ニュージーランドの北島と南島を分け、南太平洋とタスマン海をつなぐ海峡。最狭部の幅は約23キロメートル。北島の首都ウェリントンと南島のピクトンの間が定期航路で結ばれる。1642年にタスマンが初めて訪れたが、湾と誤認。1770年にクックが通過し海峡であると確認された。