あき【空き/明き】
1 物が詰まっていないこと。すきま。空間。余地。余白。「本棚を置く—を作る」「行間の—を大きくとる」 2 欠員があること。「定員に二名の—がある」 3 ひま。「—の時間を利用して本を読む」 4 ...
あき‐いえ【空き家/明き家】
「あきや」に同じ。
あき‐かん【空き缶】
中に何も入っていない缶。「—公害」
あきかん‐じょうれい【空き缶条例】
道路や観光地などに散乱する空き缶による公害を追放するための条例案。昭和48年(1973)東京都の町田・三鷹の両市が、メーカーに空き缶回収を義務づける条例を制定したのが最初。
あき‐がら【空き殻】
1 肉のない貝殻。 2 中身のなくなった入れ物。
あき【空き】
1〔空いている場所〕room; (a) space空きを作るmake roomあと二つ机が入るだけの空きはありますかIs there room for two more desks?ページの下に...
あききょうしつ【空き教室】
an unused [empty] classroom
あきす【空き巣】
空き巣ねらい〔人〕a sneak thief/〔行為〕sneak-thievery空き巣に入られたA thief sneaked into our house while we were away.
あきち【空き地】
〔何もない土地〕vacant land;〔区画のある〕 《米》 an empty [unoccupied] lot
あきびん【空き瓶】
an empty bottle
あき【空き】
[共通する意味] ★物が何も存在しない、空いている所。[英] space[使い方]〔空間〕▽人の通れる空間だけ残す▽宇宙空間〔スペース〕▽スペースを十分にとった居間〔空き〕▽庭のわずかの空きに草...
あきち【空き地】
[共通する意味] ★建物などの建っていない、あいている土地。[英] vacant land[使い方]〔空き地〕▽空き地で野球をする〔空地〕▽空地を有効に利用する[使い分け] 日常的には、「空き地...
うつろ【空ろ】
[共通する意味] ★中身がないさま。[英] empty[使い方]〔空〕▽空のかばん▽箱を空にする〔空っぽ〕(名・形動)▽胃が空っぽだ▽空っぽの部屋〔がらんどう〕(名・形動)▽洞穴の中はがらんどう...
から【空】
[共通する意味] ★中身がないさま。[英] empty[使い方]〔空〕▽空のかばん▽箱を空にする〔空っぽ〕(名・形動)▽胃が空っぽだ▽空っぽの部屋〔がらんどう〕(名・形動)▽洞穴の中はがらんどう...
からいばり【空威張り】
[共通する意味] ★上べだけで威張り、よくみせようとすること。[英] a bluff[使い方]〔空威張り〕スル▽空威張りをしているだけだ〔虚勢〕▽良いところを見せようと虚勢を張る[使い分け]【1...
くうくうじゃくじゃく【空空寂寂】
空虚で静寂なさま。執着や煩悩ぼんのうを除いた静かな心の境地。無心。転じて、何もなく静かなさま。また、思慮や分別のないさま。▽仏教語。「空」はこの世の有形・無形の一切のものは、固定した実体がないこと。「寂」はひっそりと静かな意。煩悩や執着のない静寂なあり方が本性であること。
くうくうばくばく【空空漠漠】
果てしもなく広いさま。また、とりとめもなくぼんやりしたさま。▽「漠漠」は広々としてはるかなさま。「空漠」を分けて、繰り返して強調した語。
くうこくのきょうおん【空谷跫音】
孤独な暮らしをしているとき、思いがけず知人が訪れたり、珍しい便りをもらうなどの喜びのたとえ。
くうぜんぜつご【空前絶後】
非常に珍しいこと、まれなこと。今までに例がなく、これからもあり得ないという意から。▽「空前」はこれまでにないこと。「絶後」は今後もありえないこと。
くうそくぜしき【空即是色】
固定的な実体がなく空くうであることで、はじめて現象界の万物が成立するということ。万物の真の姿は実体がなく空だが、その空は一方的にすべてを否定する虚無ではなく、それがそのままこの世に存在する物の姿でもある意。▽仏教語。「空」は固定的な実体のないこと。「色」はいろ、かたちあるもの。この世のすべての物質的存在のこと。