せん‐じゃ【×撰者】例文一覧 2件

  1. ・・・碑文の撰者浜村蔵六の言う所に従えば幕府が始て隅田堤に桜樹を植えさせたのは享保二年である。ついで享保十一年に再び桜桃柳百五十株を植えさせたが、その場所は梅若塚に近いあたりの堤に限られていたというので、今日の言問や三囲の堤には桜はなかったわけで・・・<永井荷風「向嶋」青空文庫>
  2. ・・・たとえ述べて作らずというも、その撰者・述者に帰するところの責任は、もっとも重きものなりと覚悟せざるべからず。 されば今、これを公にして官公の学校に用うるにあたり、書中所記の主義いかんに論なく、大いに天下の尊信を博すべきや否やの一段にいた・・・<福沢諭吉「読倫理教科書」青空文庫>