せん‐じん〔‐ヂン〕【先陣】 の意味

  1. 本陣の前方に配置した陣。さきぞなえ。⇔後陣 (こうじん) 
  1. 一番乗り。さきがけ。物事を最初にすること。「先陣を切る」「先陣争い」
  • 名詞
  • せん‐じん〔‐ヂン〕【先陣】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・毎月八日の武運長久の祈願には汝等と共に必ず参加申上候わずや、何を以てか我を注意人物となす、名誉毀損なり、そもそも老婆心の忠告とは古来、その心裡の卑猥陋醜なる者の最後に試みる牽制の武器にして、かの宇治川先陣、佐々木の囁きに徴してもその間の事情・・・

      太宰治「花吹雪」

    • ・・・その時も、末弟は、僕にやらせて下さい僕に、と先陣を志願した。

      太宰治「ろまん燈籠」

    • ・・・わたくしは日和下駄をはいて墓さがしをするようになっては、最早新しい文学の先陣に立つ事はできない。

      永井荷風「正宗谷崎両氏の批評に答う」