出典:青空文庫
・・・義理堅かりし重隆殿の先人に対し面目なく、今さら変替相成らず候・・・ 泉鏡花「琵琶伝」
・・・月の放胆無礙な画風は先人椿岳の衣鉢を承けたので、寒月の画を鑑賞す・・・ 内田魯庵「淡島椿岳」
・・・共存のシンパシィと、先人の遺産ならびに同時代者の寄与とに対する敬・・・ 倉田百三「学生と読書」
出典:gooニュース
盛岡市先人記念館で浅野七之助の企画展 在米ジャーナリストの足跡たどる
盛岡市先人記念館(盛岡市本宮)で現在、第70回企画展「在米ジャーナリスト 浅野七之助の軌跡」が開催されている。(盛岡経済新聞) 浅野七之助は1894(明治27)年に現在の南大通2丁目に生まれた。同展は今年で生誕130周年を迎えることから企画。浅野の生涯を戦前、戦中、戦後に分け4章構成で紹介し、本人の身分証や持ち物、書簡、当時の新聞などの資料を展示する。
千街晶之さん注目のミステリー3冊 先人の作法、受け継ぎ巧みに
阿津川辰海『バーニング・ダンサー』(KADOKAWA)志駕晃『令和 人間椅子』(文春文庫)陸秋槎『喪服の似合う少女』(大久保洋子訳、ハヤカワ・ミステリ) 文芸作品の歴史は先人の業績への敬意と模倣によって紡がれてきた面があるが、とりわけミステリーの場合はそのような傾向が強いと言えそうだ。
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