ふくみえき【含み益】
株式や為替などの時価が、取得した価格(簿価)を上回っているときの利益。現金化して利益が確定されていないので、原価法を適用する場合は会計帳簿には計上されないが、時価会計を適用する場合は評価益として計上される。⇔含み損。
ふくみごえ【含み声】
口の中に音がこもっているように聞こえる声。くぐもり声。
ふくみしさん【含み資産】
企業などが保有する資産の時価が帳簿価格を上回っている場合、その差額。
ふくみそん【含み損】
《「ふくみぞん」とも》株式や為替などの時価が、取得した価格(簿価)を下回っているときの損失。現金化して損失が確定されていないので、原価法を適用する場合は会計帳簿には計上されないが、時価会計を適用する場合は評価損として計上される。ただし、原価法を適用している場合でも、時価が簿価よりも大幅に(おおむね50パーセント以上)下落し、回復の見込みがない場合は評価損を計上しなければならない。⇔含み益。
ふくみそんえき【含み損益】
有価証券や棚卸資産など保有資産の時価と簿価の差額。現金化して損益が確定されていないので、原価法を適用する場合は会計帳簿には計上されないが、低価法や時価会計を適用する場合は評価損益として計上される。→含み益 →含み損
ふくみわた【含み綿】
口腔と歯列との間に含ませる綿。俳優がほおにふくらみをもたせたり、葬儀の際に遺体の顔つきを整えたりする場合に用いられる。
ふくみわらい【含み笑い】
[名](スル)口をとじ、声を出さないで笑うこと。また、その笑い。「意味ありげに—する」