男(おとこ)の心(こころ)と大仏(だいぶつ)の柱(はしら)は太(ふと)うても太(ふと)かれ
男(おとこ)の目(め)には糸(いと)を引(ひ)け女(おんな)の目(め)には鈴(すず)を張(は)れ
男(おとこ)は気(き)で持(も)て
男(おとこ)は三年(さんねん)に片頰(かたほお)
男(おとこ)は敷居(しきい)を跨(また)げば七人(しちにん)の敵(てき)がある
男(おとこ)は辞儀(じぎ)に余(あま)れ
男(おとこ)は度胸(どきょう)女(おんな)は愛嬌(あいきょう)
男(おとこ)は裸百貫(はだかひゃっかん)
男(おとこ)は松(まつ)女(おなご)は藤(ふじ)
男(おとこ)を上(あ)・げる
男(おとこ)を売(う)・る
男(おとこ)を拵(こしら)・える
男(おとこ)を下(さ)・げる
男(おとこ)を知(し)・る
男(おとこ)を磨(みが)・く
一昨日(おととい)御出(おい)で
一昨日(おととい)来(こ)い
音(おと)に聞(き)・く
弟(おと)は血(ち)の緒(お)
御土砂(おどしゃ)を掛(か)・ける
踊(おど)る阿呆(あほう)に見(み)る阿呆(あほう)
驚(おどろ)き桃(もも)の木(き)山椒(さんしょ)の木(き)
御中(おなか)を痛(いた)・める
御中(おなか)を抱(かか)・える
同(おな)じ穴(あな)の狢(むじな)
同(おな)じ釜(かま)の飯(めし)を食(く)・う
同(おな)じ流(なが)れを掬(むす)・ぶ
尾(お)に尾(お)を付(つ)・ける
鬼(おに)が住(す)むか蛇(じゃ)が住(す)むか
鬼(おに)が出(で)るか蛇(じゃ)が出(で)るか
鬼(おに)が笑(わら)・う
尾(お)に付(つ)・く
鬼(おに)とも組(く)・む
鬼(おに)に金棒(かなぼう)
鬼(おに)に衣(ころも)
鬼(おに)の居(い)ぬ間(ま)に洗濯(せんたく)
鬼(おに)の霍乱(かくらん)
鬼(おに)の首(くび)を取(と)ったよう
鬼(おに)の空念仏(そらねんぶつ)
鬼(おに)の目(め)にも涙(なみだ)
鬼(おに)は外(そと)福(ふく)は内(うち)
鬼(おに)も十八(じゅうはち)番茶(ばんちゃ)も出花(でばな)
鬼(おに)を欺(あざむ)・く
鬼(おに)を酢(す)にして食(く)・う
斧(おの)の柄(え)朽(く)つ
己(おのれ)達(たっ)せんと欲(ほっ)して人(ひと)を達(たっ)せしむ
己(おのれ)に克(か)ち礼(れい)に復(かえ)る
己(おのれ)に如(し)かざる者(もの)を友(とも)とする勿(なか)れ
己(おのれ)の欲(ほっ)せざるところは人(ひと)に施(ほどこ)す勿(なか)れ
己(おのれ)を知(し)りうる者(もの)は賢者(けんじゃ)なり