おお‐おおじ【大祖父】
祖父母の父。曽祖父(そうそふ)。ひいじいさん。〈和名抄〉⇔大祖母(おおおば)。
おおおか【大岡】
姓氏の一。 [補説]「大岡」姓の人物大岡玲(おおおかあきら)大岡昇平(おおおかしょうへい)大岡忠相(おおおかただすけ)大岡信(おおおかまこと)
おおおかえちぜん【大岡越前】
テレビ時代劇。江戸南町奉行大岡忠相の活躍を描く。昭和45年(1970)放映開始。以後、断続的に15のシリーズ作品が製作・放映された。第一シリーズの監督は佐々木康、内出好吉ほか。
おおおか‐さばき【大岡裁き】
公正で人情味のある裁定・判決。江戸中期の名奉行といわれた大岡忠相の裁判に仮託していう。
おおおか‐せいだん【大岡政談】
江戸町奉行大岡忠相の名裁判を描いた講談・脚本・小説など。
おおおか‐あきら【大岡玲】
[1958〜 ]小説家。東京の生まれ。大岡信(まこと)の長男。「表層生活」で芥川賞受賞。他に「緑なす眠りの丘を」「黄昏のストーム・シーディング」「森の人」など。翻訳も多く手がける。
おおおか‐しょうへい【大岡昇平】
[1909〜1988]小説家。東京の生まれ。戦争体験をもとにした「俘虜記(ふりょき)」で作家として出発。精細な心理描写と知的な作品構成で知られる。他に「武蔵野夫人」「野火」「レイテ戦記」など。
おおおか‐ただすけ【大岡忠相】
[1677〜1752]江戸中期の幕臣。8代将軍徳川吉宗に認められ、江戸町奉行となる。公正な判断を下す名奉行として有名。越前守(えちぜんのかみ)と称した。のち寺社奉行・奏者番。三河1万石の大名。→...
おおおか‐まこと【大岡信】
[1931〜2017]詩人・評論家。静岡の生まれ。長男は芥川賞作家の大岡玲(あきら)。詩集「記憶と現在」「故郷の水へのメッセージ」、評論「紀貫之」「詩人・菅原道真」、随筆「折々のうた」など。平成...