おご・る【奢る】
[動ラ五(四)]《「驕る」と同語源》 1 程度を超えたぜいたくをする。「—・った生活」「口が—・っている」 2 自分の金で人にごちそうする。物などを人に振る舞う。「先輩に—・ってもらう」 [可能...
おご・る【驕る/傲る】
[動ラ五(四)]地位・権力・財産・才能などを誇って、思い上がった振る舞いをする。「勝利に—・る」
驕(おご)る平家(へいけ)は久(ひさ)しからず
《平家物語の「驕れる人も久しからず」から》地位や財力を鼻にかけ、おごり高ぶる者は、その身を長く保つことができないということのたとえ。驕れる者は久しからず。
奢(おご)る者(もの)は心(こころ)嘗(つね)に貧(まず)し
《「譚子化書」倹化から》ぜいたくをする者は、かえって満ち足りた思いをすることがなく、さもしいものだ。