かじ【梶/楮/構/榖】
1 カジノキの古名。〈和名抄〉 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに萌葱(もえぎ)色で、初秋のころに用いる。
かじ【舵/梶/楫/檝】
1 (舵)船の進行方向を定める装置。板状で、多くは船尾に取り付けられる。 2 (舵)飛行機・グライダーの方向舵(ほうこうだ)。 3 「梶棒」に同じ。 4 水をかいて船をこぎ進める道具。櫓(ろ)や...
かじ【鍛冶】
《「かねう(金打)ち」から「かぬち」「かんぢ」「かぢ」と変化した語》鉄などの金属を熱して打ち鍛え、種々の器物をつくること。また、その職人。「刀(かたな)—」
か‐じ【火事】
建築物や山林などが焼けること。火災。「—になる」「隣家が—を出す」「船(ふな)—」《季 冬》 [補説]曲名別項。→火事
か‐じ【加持】
[名](スル)《(梵)adhiṣṭhānaの訳。所持・護念とも訳す》仏語。 1 仏の加護。 2 密教で、仏の慈悲の力が衆生に加わり、衆生がそれを信心によって受持し、仏と衆生とが相応すること。 3...
かじ【加持】
加持祈祷incantation and prayers加持祈祷加持祈祷をする perform incantations加持祈祷で病気を治すperform a faith cure
かじ【家事】
1〔家庭の内部事情〕circumstances in the family; family reasons家事の都合により辞職[退学]したいI want to resign [leave sch...
かじ【家事】
a household task;household chores
かじ【火事】
a fire原因不明の火事a fire of unknown origin石油ストーブの転倒による火事a fire caused by an overturned kerosene stove火...
かじ【×舵】
〔かじ板〕a rudder;〔かじ取り機〕a helm事故の時船長がかじを取っていたThe captain was at the helm at the time of the accident...
かじ【家事】
[共通する意味] ★家庭内の暮らしに関する仕事。[英] housework[使い方]〔家事〕▽家事に追われる▽家事を手伝う▽家事を切りもりする〔家政〕▽家政をとりしきる▽家政婦▽家政学〔水仕事〕...
かじ【加持】
[共通する意味] ★神仏に請い願うこと。[英] a prayer[使い方]〔祈り〕▽祈りをささげる▽雨乞(ご)いの祈り〔祈念〕スル▽合格を祈念する〔祈祷〕スル▽病気治癒を祈祷する〔加持〕▽加持祈...
かじ【火事】
[共通する意味] ★建物、山林、船などが焼けること。[英] a fire[使い方]〔火事〕▽火事でアパートが全焼した▽空気が乾燥しているので火事に気をつけよう〔火災〕▽コンビナートで火災が発生し...
かじかむ
[共通する意味] ★冷たくなる。体が冷たくなって動きにくくなる。[英] to get cold[使い方]〔冷える〕(ア下一)〔凍える〕(ア下一)〔かじかむ〕(マ五)[使い分け]【1】「冷える」は...
かじつ【佳日】
[共通する意味] ★よい日。[英] an auspicious day[使い方]〔吉日〕▽吉日は、どこの結婚式場も満員だ▽ほしかったものが手に入り、今日は吉日だ▽思い立ったが吉日(=思い立ったら...
かじきとう【加持祈禱】
病気や災難などから逃れるために、神や仏に祈ること。
かじょうさはん【家常茶飯】
⇒ にちじょうさはん(日常茶飯)
かじょうぼうえい【過剰防衛】
自分の身を守るために、正当として許される一定の限度を超えて反撃すること。▽「過剰」は必要以上に多くあること。
かじんさいし【佳人才子】
⇒ さいしかじん(才子佳人)
かじんはくめい【佳人薄命】
美人はとかく薄幸であること。美人は美しく生まれついたため数奇な運命にあって、とかく幸せな一生が送れないものであること。また、美人はとかく短命であること。立派な人について言う場合もある。▽「薄命」は不運のこと。運命に恵まれないこと。また、短命の意にも用いる。
かじい‐もとじろう【梶井基次郎】
[1901〜1932]小説家。大阪の生まれ。胸を病みながらも冷静に自己を凝視し、鋭敏な感覚的表現で珠玉の短編を残した。「檸檬(れもん)」「城のある町にて」「冬の蠅」など。
かじた‐たかあき【梶田隆章】
[1959〜 ]物理学者。埼玉の生まれ。「ニュートリノ振動」の現象を初めてとらえ、ニュートリノに質量があることを証明した。平成27年(2015)、ノーベル物理学賞受賞。同年、文化勲章受章。
かじた‐はんこ【梶田半古】
[1870〜1917]日本画家。東京の生まれ。本名、錠次郎。初め四条派、のち南画を学ぶ。写実的な風俗画を得意とし、挿絵でも知られた。門下に小林古径・前田青邨・奥村土牛ら。
かじ‐つねきち【梶常吉】
[1803〜1883]江戸末期・明治初期の七宝工芸家。尾張の人。オランダ七宝を研究して尾張七宝を創始、近代七宝の祖と称される。
か‐じどう【賈似道】
[1213〜1275]中国、南宋の政治家。台州(浙江省)の人。字(あざな)は師憲。蒙古軍を破って功をあげ、財政立て直しのため公田法などを実施したが、のち、福建省へ流され、殺された。