きね【巫/巫覡】
神に仕える人。神官や巫女(みこ)。「あしひきの山のさかきはときはなる影に栄ゆる神の—かな」〈拾遺・神楽歌〉
き‐ね【杵】
《「ね」は接尾語》 1 臼(うす)に入れた穀物などをつくための、木製の道具。脱穀や餅つきなどに用いる。 2 紋所の名。1をかたどったもの。
き‐ねい【帰寧】
[名](スル)嫁に行った女性や、親もとを離れている女性が、里帰りして父母の安否を問うこと。「父母の大故と雖(いえど)も—せしめず」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
きね‐うた【杵歌】
穀物などを杵でつくときにうたう歌。
キネオラマ
《(和)kineorama キネマとパノラマの合成語》パノラマに色彩光線を当てて景色を変化させて見せる装置。明治末期から大正にかけての興行物。
きね【×杵】
a mallet杵でもちをつくpound steamed rice with a mallet
きねづか【×杵▲柄】
昔取った杵柄で,まだ若い者には負けないUsing my experience from the past, I can still keep up with young people.昔取った杵...
きねん【祈念】
a prayer恒久の平和を祈念するpray for everlasting peace
きねん【記念】
commemoration記念する commemorate記念の commemorative中学卒業のときの記念品a memento of one's junior high school gr...
きねん【記念】
commemoration
キネマ
[共通する意味] ★フィルムを映写機を使って、スクリーンに映して見せるもの。[英] a movie; the cinema《英》[使い分け]【1】「映画」が、一般的な言い方。【2】「シネマ」「キ...
きねん【記念】
[共通する意味] ★過去の出来事や経験を心に浮かべるよすがとなる物。また、特別な出来事があったというしるし。[英] a memory[使い方]〔思い出〕▽子供のころの思い出を語る▽思い出にふける...
きねん【祈念】
[共通する意味] ★神仏に請い願うこと。[英] a prayer[使い方]〔祈り〕▽祈りをささげる▽雨乞(ご)いの祈り〔祈念〕スル▽合格を祈念する〔祈祷〕スル▽病気治癒を祈祷する〔加持〕▽加持祈...
きねや‐かんごろう【杵屋勘五郎】
長唄三味線方。 (3世)[1815ころ〜1877]前名、11世六左衛門。通称、根岸の勘五郎。作曲にすぐれ、音曲の故実にも通じていた。「四季の山姥(やまんば)」「橋弁慶」などを作曲。 (5世)...
きねや‐さきち【杵屋佐吉】
[1884〜1945]長唄三味線方。4世。劇場に出演する一方、お座敷長唄の普及に努めた。また、大三味線や電気三味線を試作。
きねや‐じょうかん【稀音家浄観】
[1874〜1956]長唄三味線方。2世。東京の生まれ。初世の子。本名、杉本金太郎。前名、3世杵屋六四郎。4世吉住小三郎とともに長唄研精会を創立、長唄を鑑賞音楽として発展させた。文化勲章受章。
きねや‐ろくさぶろう【杵屋六三郎】
[1779〜1856]長唄三味線方。4世。作曲・演奏両面にすぐれ、長唄中興の祖といわれる。7世市川団十郎の知遇を得て「勧進帳」などを作曲。
きねや‐ろくざえもん【杵屋六左衛門】
長唄三味線方・唄方。杵屋宗家。 (別家9世)[?〜1819]三味線方。8世宗家喜三郎の養子で、別家を興す。「小原女」「越後獅子」などを作曲。 (別家10世)[1800〜1858]三味線方。長...