はな【花/華】
1 種子植物の有性生殖を行う器官。葉から変形した萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべおよび花軸からなる。この要素の有無により完全花と不完全花に、雄しべ・雌しべの有無により両性花と単性花に分けられる...
はな【洟】
《「鼻」と同語源》鼻腔の粘膜から分泌する液。はなじる。はなみず。「—をかむ」
はな【端】
《「鼻」と同語源》 1 物の突き出た先の所。先端。はし。「岬の—」 2 物事の初め。最初。「話の—を押さえる」「—から相手にされない」 3 動詞の連用形の下に付き、その動作・状態に入ったすぐ後の...
はな【鼻】
1 脊椎動物の嗅覚(きゅうかく)の受容器。哺乳類では顔の前面中央に突き出て、左右二つの鼻孔があり、内部の鼻腔に嗅覚器が分布する。また、呼吸器官の始部をなし、発声を助ける働きもする。「—がつまる」...
はな【鼻】
芥川竜之介の小説。大正5年(1916)発表。「今昔物語」に取材。巨大な鼻をもつ禅智内供(ぜんちないぐ)の心理と、傍観者の利己主義を描いた、作者の出世作。