せい‐し【世子/世嗣】
天子・諸侯・大名など、貴人の跡継ぎ。よつぎ。
せい‐し【正史】
1 国家などが編纂した歴史。→外史(がいし) 2 中国で、最も正統と認められた、古代から明代の各時代の紀伝体の歴史書。南宋時代には十七史、明代には二十一史、清代には二十二史・二十四史が認められた...
せい‐し【正矢】
1からある角の余弦を減じたもの。1−cos Aを角Aの正矢という。和算の八線表とよぶ三角関数表にみえる。
せい‐し【正使】
主任の使者。使者の中で上席の者。
せい‐し【正視】
[名](スル) 1 正面からまっすぐに見ること。まともに見ること。直視。「—するに忍びない」 2 正常な視力をもつ目。正常の調節作用によって、平行光線が網膜上に正しく像を結ぶ目。正視眼。
せいし【制止】
(a) restraint; control制止する restrain, control;〔押し止める〕hold back警察は群衆を制止した[制止できなかった]The police contr...
せいし【姓氏】
1〔家柄〕one's lineage2〔苗字〕one's family name
せいし【正史】
1〔正しい歴史〕authentic [true] history2〔政府編纂へんさんの歴史〕an official [authorized] history
せいし【正視】
1〔まっすぐ見ること〕人を正視するlook a person in the face [eye]/look straight at a person2〔まともに見ること〕正視する look at...
せいし【生死】
life and [or] death;〔安否〕safety;〔運命〕fate生死の[にかかわる]問題a matter of life and death/a vital question彼は今...
せいし【正視】
[共通する意味] ★目をそらさずに、まっすぐ対象を見ること。[英] to look (a person) in the face[使い方]〔直視〕スル〔正視〕スル[使い分け]【1】「直視」は、「...
せいし【青史】
[共通する意味] ★人間社会の時間的変遷のあと。[英] history[使い方]〔歴史〕▽日本の歴史を研究する▽歴史のある大学▽歴史に残る大偉業▽歌舞伎(かぶき)の歴史〔青史〕▽青史に名が残る偉...
せいしき【正式】
[共通する意味] ★省略などをしない正当なやり方。[英] formal[使い方]〔正式〕(名・形動)▽正式に採用される▽正式な手続きをとる▽正式発表〔本式〕(名・形動)▽今年からは本式に勉強をし...
せいしつ【性質】
[共通する意味] ★生まれたときからもっている気質。[英] character[使い方]〔性質〕▽兄は怒りっぽい性質だ▽熱しやすくさめやすい性質の人〔性格〕▽妹とは性格が合わない▽祖母はきつい性...
せいしつ【性質】
[共通する意味] ★物の根源的な特徴。[英] nature[使い方]〔性質〕▽蛋白(たんぱく)質には、熱で凝固する性質がある▽事件の性質をさぐる〔質〕▽値上げはしなかったが、質が低下した▽質のよ...
せいしかんかん【青史汗簡】
歴史書のこと。▽「青史」は歴史のこと。「汗簡」は油を抜いた竹の札で、文書・書物のこと。昔、紙がまだなかったころ、青竹を火であぶり青みと油(汗)を去って書きやすくし、漆で記録したことからいう。
せいしにくこつ【生死肉骨】
窮地にあるときに助けてくれた人の大恩のこと。また、恵みや施しの非常に深いこと。落ち目の人を救い上げること。死んだ者を生き返らせ、しかばねの白骨に肉をつける意から。▽「死しを生いかして骨ほねに肉にくす」と訓読する。
せいしのさかい【生死之境】
生きるか死ぬかの分かれ目。
せいしはいそ【斉紫敗素】
知者が事を行えば災いを福に変じ、失敗を成功に転じることのたとえ。斉の国でもてはやされた紫色の絹も、もとは粗末な古い白絹を染め直したものであるの意から。▽「斉紫」は中国戦国時代の斉の国で産出した紫色の布地。「敗素」は古い白絹。敗素を紫地に染めただけで、斉紫は値段が十倍にもなったといわれる。
せいしほうしん【西施捧心】
病気に悩む美女の様子。また、同じ行いでも人や場合により価値に差が生まれるたとえ。▽「西施せいし心むねを捧ささぐ」と訓読する。『蒙求もうぎゅう』の一句。