甘(あま)く◦見(み)る
物事をたいしたことがないと、軽くみなす。なめる。「新人だからといって—◦見ると痛い目に合うぞ」
いとな・む【営む】
[動マ五(四)]《形容詞「いとなし」の動詞化》 1 忙しく物事をする。怠ることなく励む。「社会生活を—・む」 2 生活のための仕事をする。経営する。「旅館を—・む」 3 神事・仏事などを行う。「...
いな・む【否む/辞む】
[動マ五(四)]《「いなぶ」の音変化》 1 断る。嫌がる。辞退する。「申し出をむげに—・むわけにもいかない」 2 否定する。「—・むことのできない事実」 [補説]古くは上二段活用かと思われるが、...
いなめ◦ない【否めない】
[連語]《「いな(否)む」の可能動詞「いなめる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 断ることができない。「せっかくの招待とあれば—◦ない」 2 否定できない。「経験不足であることは—◦ない」
ウエット‐ルック【wet look】
一見、水にぬれてピカピカ光っている感じのするファッションのこと。表面に特殊加工した織物やエナメルコーティングした生地、レザーなどの素材を使っているのが特徴。
艱苦
hardships;《文》 adversity艱苦に耐えるendure hardships艱苦をなめるhave a hard [《口》 tough] time/experience hardships
苦汁
⇒くはい(苦杯)苦汁をなめるhave a bitter experience/experience [taste] the bitterness of life
苦杯
苦杯をなめるsuffer a bitter defeat/《文》 taste the bitterness of defeatあのチームには去年苦杯を喫したWe suffered a painf...
舌なめずり
I〔唇をなめるさま〕舌なめずりする lick one's lips犬はご馳走を期待して舌なめずりをしていたThe dog licked his chops in anticipation of ...
しゃぶる
I〔なめる〕suck赤ん坊が指をしゃぶっているThe baby is sucking its fingers.あめをしゃぶるsuck on candyII〔徹底的に取り尽くす〕財産はもちろんのこ...
なめる【舐める】
[共通する意味] ★舌で物の表面に触れてぬらす。[英] to lick[使い方]〔なめる〕(マ下一)〔しゃぶる〕(ラ五)[使い分け]【1】「なめる」は、舌先でちょっとさわって物の表面をぬらしたり...
しゃぶる
[共通する意味] ★舌で物の表面に触れてぬらす。[英] to lick[使い方]〔なめる〕(マ下一)〔しゃぶる〕(ラ五)[使い分け]【1】「なめる」は、舌先でちょっとさわって物の表面をぬらしたり...
とりょう【塗料】
[意味] 物体の表面の保護、美装、絶縁などのために塗る流動性の物質の総称。[英] paint[使い方]〔塗料〕▽車に塗料を塗る▽蛍光塗料[関連語]◆(ペンキ・ペイント) 顔料と溶剤とを混ぜ合わせ...
ふりょう【不良】
[共通する意味] ★人の行いが、道徳、社会常識からはずれていて悪いこと。また、悪いさま。[英] misconduct[使い方]〔不良〕▽不良少年▽不良ドライバー〔不品行〕(名・形動)▽政治家の不...
ふひんこう【不品行】
[共通する意味] ★人の行いが、道徳、社会常識からはずれていて悪いこと。また、悪いさま。[英] misconduct[使い方]〔不良〕▽不良少年▽不良ドライバー〔不品行〕(名・形動)▽政治家の不...
口腔の構造と役割
口腔(口)は、上唇、下唇、歯、歯肉、舌、口蓋、口蓋垂からなっています。 上唇と下唇に分かれる口唇は、表情筋によって動きます。 舌は、柔軟な横紋筋である内舌筋と外舌筋でできており、舌下神経によって動きがコントロールされます。 舌の周囲には、唾液を分泌する唾液腺(耳下腺、舌下腺、顎下腺)があります。 口腔内に食べ物が入ると同時に、唾液腺から唾液が分泌されます。奥歯で噛み砕かれた食べ物は唾液と混ぜ合わされ、舌などの働きによって、咽頭、食道へ送り込まれます。 舌の表面には"味蕾"という器官があり、味覚を感知しています。 食べ物の味は、舌にある「味蕾」という器官から大脳へ伝達されます。 味蕾では味孔(小さな孔)にある微絨毛という突起が食物の味を感知し、電気信号に変換して感覚神経から大脳の味覚野へ送ります。 大脳では、「甘い」「苦い」「塩辛い」「すっぱい」のみならず、「うまい」も判断しています。 歯には表面に露出している部分と、歯肉(歯茎)で隠れている部分があります。 見えている部分を歯冠、隠れている部分を歯根といいます。また、歯根を支えているのが歯槽骨と呼ばれる部分です。 歯冠の表面は、硬いエナメル質であり、歯冠全体をコーティングしています。一方、歯根の表面は、骨と同じセメント質で覆われています。 エナメル質やセメント質の内側は、やや柔らかい象牙質という組織でできています。 象牙質のなかには、象牙細管という細い管が走り、その奥に歯髄という神経や血管の入った組織があります。一般に〝神経〟と呼ばれるのは、この歯髄です。 歯には、食べ物を噛み切る"切歯"、食べ物を引き裂く"犬歯"、噛み切られた食べ物を細かく噛み砕く"小臼歯"と"大臼歯"という4種類の形があります。 これらの歯は、上顎、下顎それぞれ前歯を中心に、左右対称に並んでいます。 歯は、上下32本生えてくる人もいます。 そのうち、もっとも奥にある上下4本の第3臼歯は、通称「親知らず」と呼ばれる歯です。 親知らずは、約7割の人にしか生えてきませんので、通常は第3臼歯を除いた28本を永久歯として数えます。
むし歯と歯周病の仕組み
歯は「食べる」という生命維持に不可欠な行為の出発点―。ところが、歯の大切さを軽視し、治療を先送りにしたり、予防を怠る人が少なくありません。激痛のようなはっきりした症状が現れたときには、すでに歯の疾患はかなり進んでしまっています。 ・0度 歯菌などから出る酸で硬組織(エナメル質)は侵されていますが、穴は空いていません。 フッ素などによる再石灰化処置が必要です。 ・1度 エナメル質だけに穴が空いています。 自覚症状はないことが多いですが、穴は埋めなくてはなりません。 ・2度 エナメル質の下の象牙質まで侵されます。 ここまで進行すると、冷たい水や空気が歯にしみるようになります。 ・3度 歯髄まで侵され、歯髄炎をおこして痛みにおそわれます。 ここまでくると、神経を抜く根管治療が必要になります。 ・4度 歯冠のエナメル質や象牙質はなくなってしまい、歯髄も死んだ状態です。抜歯などの処置が必要になる場合もあります。 歯周組織に炎症がおこる病気を総称して「歯周病」と呼びますが、このうち、炎症が歯肉に限られているものを「歯肉炎」といいます。 歯肉炎の原因菌は好気性菌と呼ばれ、酸素を好むため歯肉の表面にすみつき、炎症を引き起こします。 炎症をおこして腫(は)れてくるのは、歯と歯の間の歯肉です。健康な歯肉はピンク色をしていますが、歯肉炎になると三角の部分が赤くなり、腫れて盛り上がって見えます。炎症が進むにつれて、歯肉はさらに赤く腫れ上がり、ブヨブヨしてきます。