まつお【松尾】
姓氏の一。 [補説]「松尾」姓の人物松尾臣善(まつおしげよし)松尾芭蕉(まつおばしょう)
まつおうまる【松王丸】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の登場人物。梅王丸の弟、桜丸の兄で、藤原時平の舎人(とねり)。菅丞相(かんしょうじょう)(菅原道真)への報恩のため、その子秀才の身代わりに自分の子の小太郎を差し出す。
まつおか【松岡】
姓氏の一。 [補説]「松岡」姓の人物松岡映丘(まつおかえいきゅう)松岡駒吉(まつおかこまきち)松岡恕庵(まつおかじょあん)松岡洋右(まつおかようすけ)
まつお‐こうざん【松尾鉱山】
岩手県北西部、八幡平(はちまんたい)市にあった硫黄・硫化鉄鉱山。日本一の産出量を誇ったが、昭和47年(1972)閉山。
まつ‐おさめ【松納め】
1 正月の門松やしめ飾りを取り払うこと。松倒し。松下ろし。松送り。松引き。松直し。《季 新年》「此(この)町や後れ先だつ—/虚子」 2 正月祭事の締めくくりの日。正月送り。
まつおか‐えいきゅう【松岡映丘】
[1881〜1938]日本画家。兵庫の生まれ。本名、輝夫。柳田国男の弟。新興大和絵運動を展開し、大和絵の復興・刷新に努めた。
まつおか‐こまきち【松岡駒吉】
[1888〜1958]労働運動家・政治家。鳥取の生まれ。日本労働総同盟会長、社会民衆党・社会大衆党中央委員、第二次大戦後は日本労働組合総同盟会長、衆議院議長を歴任。
まつおか‐じょあん【松岡恕庵】
[1668〜1746]江戸中期の本草学者。京都の人。名は玄達。恕庵は通称。山崎闇斎・伊藤仁斎に儒学を、稲生若水に本草学を学んだ。著「用薬須知」「千金方薬註」など。
まつおか‐ようすけ【松岡洋右】
[1880〜1946]外交官・政治家。山口の生まれ。オレゴン大学卒業。国際連盟特別総会に首席全権として出席し、脱退を宣言。満鉄総裁を経て、第二次近衛内閣の外相となり、日独伊三国同盟・日ソ中立条約...
まつお‐しげよし【松尾臣善】
[1843〜1916]官僚。播磨(はりま)の人。大蔵省で出納局長、主計局長、理財局長などを歴任。日本銀行総裁に就任すると、日露戦争の戦費調達などを目的とした外債公募に尽力。人事制度の改革などにも...