やま‐かい【山峡】
《「やまがい」とも》山と山との間。谷間。やまあい。「—の鉱泉宿」
やま‐かた【山方】
《「やまがた」とも》 1 山のある地方。 2 《「やま」は比叡山のこと》比叡山延暦寺にかかわること。また、延暦寺の僧たち。「御念仏の僧ども、—、奈良方」〈栄花・楚王の夢〉
やま‐かっこ【山括弧】
文章表記中などで用いる‹ ›や« »の記号。引用や語の強調などに使う。山パーレン。ギュメ。ギメ。→括弧
やま‐が【山家】
山の中にある家。山里の家。また、山村。山里。
やまが【山鹿】
熊本県北部の市。江戸時代から宿場町・温泉町として発達。スイカ・メロンを産出。山鹿大宮神社があり、灯籠祭りが行われる。人口5.5万(2010)。
やまが【山家】
〔山間の村〕a mountain village;〔山村の家〕a cottage in a mountain village山家育ちの娘a country-bred girl
やまがたな【山刀】
a woodsman's hatchet
やまがら【山×雀】
a varied tit
やまがり【山狩り】
虎が逃げ出したので警察は山狩りをしたThe police combed [hunted all over] the hills for the escaped tiger./The police...
やまがわにとんねるをとおす【山側にトンネルを通す】
build a tunnel through the mountains
やまが‐そこう【山鹿素行】
[1622〜1685]江戸前期の儒学者・兵学者。会津の人。江戸に出て儒学・兵学・神道・仏教・歌学などを修め、古学を提唱した。官学の朱子学を批判して「聖教要録」を著し、播磨(はりま)の赤穂に流され...
やまがた‐ありとも【山県有朋】
[1838〜1922]軍人・政治家。陸軍大将・元帥。山口の生まれ。松下村塾に学ぶ。明治維新後、ヨーロッパ諸国の軍制を視察、陸軍創設・徴兵令施行・軍人勅諭の発布など軍制の整備に努めた。法相・内相・...
やまがた‐だいに【山県大弐】
[1725〜1767]江戸中期の儒学者・兵学者。甲斐の人。名は昌貞。初め医師であったが、儒学・神道を学び、江戸に出て兵学を講じ、「柳子新論」を著して尊王論を説いた。明和事件に連座して処刑。
やまがた‐ていざぶろう【山県悌三郎】
[1859〜1940]教育者。近江の生まれ。教職を経て文部省御用掛(がかり)となり、教科書の編纂(へんさん)にたずさわる。下野して後の著作に「教育哲学史」「進化要論」など。
やまがた‐ばんとう【山片蟠桃】
[1748〜1821]江戸後期の商人・学者。播磨(はりま)の人。本名、長谷川有躬。大坂の両替商升屋に番頭として仕え、主家の興隆に尽くした。また、懐徳堂で儒学を学び、さらに天文学・蘭学を修め、合理...