ゆう‐ゆう【悒悒】
[ト・タル][文][形動タリ]気がふさいで晴れないさま。怏怏(おうおう)。「—たる心中」
ゆう‐ゆう【悠悠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 はるかに遠いさま。限りなく続くさま。「—たる大空」「—たる時の流れ」 2 ゆったりと落ち着いたさま。「老後を—と暮らす」「—たる面持ち」 3 十分に余裕のある...
ゆう‐ゆう【融融】
[ト・タル][文][形動タリ]とけ合ってなごやかなさま。のどかなさま。「和気—として福神も此所(ここら)に居たまうべし」〈露伴・辻浄瑠璃〉
ゆう‐ゆう【優遊/優游】
[ト・タル][文][形動タリ]のんびりと心のままにするさま。「郷里に帰り、其後、—として時日を送りしが」〈中村訳・西国立志編〉
ゆう‐ゆう【優優】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしたさま。また、みやびやかなさま。「馬は群る蠅と虻との中に—と水飲み」〈鏡花・義血侠血〉
ゆうゆうかんえい【優游涵泳】
ゆったりとした心のままに、じっくりと学問や芸術を深く味わうこと。▽「優游」はゆったりしていること。伸び伸びとしてこせつかないこと。「涵泳」は水にひたり泳ぐ意で、ひたり味わうこと。「游」は「遊」とも書く。
ゆうゆうかんかん【悠悠閑閑】
ゆったりして気長に構え、のんびりするさま。▽「悠悠」は落ち着いたさま。のんびりしたさま。「閑閑」は静かで落ち着いたさま。「悠悠緩緩」「優優閑閑」「優優簡簡」とも書く。
ゆうゆうじてき【悠悠自適】
のんびりと心静かに、思うまま過ごすこと。▽「悠悠」はゆったりと落ち着いたさま。「自適」は自分の思うままに楽しむこと。「悠悠」は「優遊」「優游」とも書く。