あいじん【愛人】
《原題、(フランス)L'Amant》デュラスの自伝的小説。1984年刊。同年、ゴンクール賞受賞。仏領インドシナで過ごした少女時代の性体験を描く。1992年、ジャン=ジャック=アノー監督により映画...
あおばしげれる【青葉繁れる】
井上ひさしの長編小説。仙台を舞台に高校生達の青春を描く。自身の体験を描いた半自叙伝。昭和48年(1973)刊。昭和49年(1974)にテレビドラマ化・映画化された。
あかいつき【赤い月】
なかにし礼による小説。自身の満州からの引き揚げ体験を題材にした作品で、平成13年(2001)刊。本作を原作とするドラマや映画が制作されたほか、平成17年(2005)自身の脚色により舞台化。脚本は...
あかいゆり【赤い百合】
《原題、(フランス)Le Lys rouge》アナトール=フランスの長編小説。1894年刊。パリ社交界の芸術サロン主催者、カイヤベ夫人との交際体験に基づいて書かれた作品。
あきのにほん【秋の日本】
《(フランス)Japoneries d'automn》フランスの作家、ピエール=ロチによる文明開化期の日本滞在記。1885年9月から11月にかけて、神戸・横浜・京都・東京などに海軍将校として滞在...
悪夢
〔悪い夢〕a bad dream;〔恐ろしい夢〕a nightmare;〔不吉な夢〕an ominous dream悪夢のような体験a nightmarish experience悪夢を見る[に...
味わう
I〔味をみる〕taste;〔味を楽しむ〕enjoyその酒を一口味わったHe tasted [took a taste of] the sake.パーティーでいろんな珍味を味わったWe enjoy...
語り部
a storyteller; a (professional) reciter原爆体験の語り部として各地を回っているHe goes around to various places tellin...
局限
局限する confine; limit; set limits to貧困は必ずしも一部の地方に局限されているわけではないPoverty is not necessarily confined t...
きょくげんする【局限する】
confine; limit; set limits to貧困は必ずしも一部の地方に局限されているわけではないPoverty is not necessarily confined to on...
たいけん【体験】
[共通する意味] ★実際に見たり聞いたり、したりしたこと。また、そうすることによって得た知識や技能。[英] experience[使い方]〔経験〕スル▽日本語を教えた経験がある▽海外留学を経験す...
けいけん【経験】
[共通する意味] ★実際に見たり聞いたり、したりしたこと。また、そうすることによって得た知識や技能。[英] experience[使い方]〔経験〕スル▽日本語を教えた経験がある▽海外留学を経験す...
けんぶん【見聞】
[共通する意味] ★実際に見たり聞いたり、したりしたこと。また、そうすることによって得た知識や技能。[英] experience[使い方]〔経験〕スル▽日本語を教えた経験がある▽海外留学を経験す...
ついそう【追想】
[共通する意味] ★以前、自分自身が体験したことや、見聞した事柄を思い起こすこと。[英] recollection; reminiscence[使い方]〔追憶〕スル〔追想〕スル〔回想〕スル〔回顧...
ついおく【追憶】
[共通する意味] ★以前、自分自身が体験したことや、見聞した事柄を思い起こすこと。[英] recollection; reminiscence[使い方]〔追憶〕スル〔追想〕スル〔回想〕スル〔回顧...
きしゅりゅうり【貴種流離】
説話の類型の一つ。尊い身分の人が故郷から遠く離れた他郷をさすらい、さまざまな苦難や試練を体験した上で帰国すること。
しんしょうふうけい【心象風景】
心の中に思い描いた景色。体験や感情、感覚によって生み出される想像上の風景。
せんゆうこうらく【先憂後楽】
常に民に先立って国のことを心配し、民が楽しんだ後に自分が楽しむこと。北宋の忠臣范仲淹はんちゅうえんが為政者の心得を述べた言葉。転じて、先に苦労・苦難を体験した者は、後に安楽になれるということ。▽「憂」は心配すること。
れいだんじち【冷暖自知】
他人から言われなくても、自分のことは自分で分かること。水が冷たいか温かいかは、飲めばおのずと分かる意から。▽「冷暖れいだん自みずから知しる」と訓読する。
あがわ‐ひろゆき【阿川弘之】
[1920〜2015]小説家。広島の生まれ。戦後、志賀直哉に師事。海軍予備学生の体験や広島を描いた作品が多い。「春の城」で昭和27年度(1952)読売文学賞受賞。他に「雲の墓標」「暗い波濤(はと...
あらかわ‐しゅうさく【荒川修作】
[1936〜2010]美術家。愛知の生まれ。第二次大戦後の前衛美術を牽引した一人で、図形や記号などを取り入れた絵画様式を確立。のち、建築など立体作品に移行。平成7年(1995)、妻で詩人のマドリ...
いつき‐ひろゆき【五木寛之】
[1932〜 ]小説家。福岡の生まれ。朝鮮からの引き揚げ体験を経て、放送界で活躍。現代に生きる青年のニヒリズムを明晰(めいせき)な筆致で描き、人気を集める。「蒼(あお)ざめた馬を見よ」で直木賞受...
イブン‐アラビー【Ibn‘Arabī】
[1165〜1240]スペイン生まれのイスラムの神秘主義思想家。神秘体験を基礎に、壮大な宇宙論的一元論の思想体系を築き、後代に大きな影響を与えた。
いまにし‐すけゆき【今西祐行】
[1923〜2004]児童文学作家。大阪の生まれ。学徒兵として被爆直後の広島に救援に赴く。この体験をモチーフに「あるハンノキの話」「ヒロシマのうた」などを発表。他に「肥後(ひご)の石工(いしく)...